updated 2008.10.21

Helvetica展概要
「A tribute to Typography 〜ヘルベチカの過去・現在・未来」

本展は、10 月24 日に発売となるデザインドキュメンタリー映画『ヘルベチカ 〜世界を魅了する書体〜』(発売:アスミック・エース エンタテインメント)の発売と合わせ、そのヘルベチカという書体を軸に、金属活字、見本帳、ポスターなどからはじまるさまざまなグラフィックを紹介します。あらゆる人々にとって今や欠かせないものとなっている“文字のデザイン” について、様々なアプローチで迫ります。

01:金属活字とHELVETICA

活版印刷に用いる手組み用の金属活字として誕生したヘルベチカ。ここでは、実際の金属活字とヘルベチカの歴史、様々なウェイト(文字幅)を持つファミリー、タイプフェイスの特徴、他の書体との比較などを紹介します。ヘルベチカのオリジナル金属活字(ステンペル社)、とそれを用いて印刷する活版印刷機も紹介。この活字を用いて刷ったポストカードを来場者の方にプレゼントしています(先着順でなくなり次第終了)。

02:グラフィックデザイン for HELVETICA

Helvetica を用いて制作された様々な作品を集めて紹介しています。中でも注目なのは、東京オリンピックで初めてヘルベチカが制定書体となったことが伺い知れる、デザインガイドシートをはじめ、スイスタイポグラフィを牽引した雑誌「ノイエグラフィーク」に登場する広告、見本帳、書籍、パッケージデザインなども紹介します。

03:HELVETICA とヴィジュアルアイデンティティ

CI=コーポレート・アイデンティティを明確にするために、書体は唯一無二の役割を果たします。ヘルベチカの力強いゴシックは、企業力を目に見えるものとして提示するのに必要不可欠なものでした。ここでは、古今東西の様々な企業に用いられてきたロゴの中にあるヘルベチカを集めました。ルフトハンザ航空、アメリカン航空、ノールなどの他、パナソニックのデザインガイドやKawasakiのデザインガイド、ニューヨーク地下鉄のサインなどもあり。

04:アルバムジャケットアートfor HELVETICA

グッドミュージックの顔ともいうべきアルバムジャケットにも、当然ながらヘルベチカは多用されています。ここではドキュメンタリー映画『Helvetica』を監督したゲーリー・ハストウィットのコレクションから、音も絵も名作のアルバムを選りすぐって紹介致します。

05:HELVETICAに挑む

名実共に評価の高いグラフィックデザイナーの方々に、ヘルベチカを用いた新しい作品制作に取り組んでいただきました。 それぞれ多様なアプローチがあり、直感力から思考力、様々な力が交錯するトップクリエイターたちの作品を出品者:服部一成、groovisions、古平正義、大日本タイポ組合、菊地敦己、岩淵まどか各氏に加え、PAPIER LABO.さんも参加。 また、フライターグの貴重なHelvetica Collectionも公開。さらに、ここで製作された作品の一部は、ポスターやTシャツ等として販売致します。

06:Helvetica シアター&Talk

ドキュメンタリー映画『Helvetica』を展覧会期間中、特別上映を行います。国内では公の上映は行われておらず、こちらが唯一のプレミア上映となります。また、本展に関連している方々をゲストに、ヘルベチカや活字にまつわるトークイベントも行います。詳しくはEvent Informationをご覧下さい。
展覧会期間中の上映時間は以下になります。変更の可能性もございますのでご了承下さい。

『Helvetica』上映タイムテーブル

  • 11:20〜12:40
  • 13:00〜14:20
  • 14:40〜16:00
  • 16:30〜17:50
  • 18:10〜19:30