updated 2008.10.21

Helveticaとは

1957 年に、スイスのハース鋳造所でエドワード・ホフマンとマックス・ミーディンガーによってデザインされたと言われているサンセリフ系(※)のローマ字書体、ヘルベチカ。当初はノイエ・ハース・グロテスクと呼ばれていましたが、1960 年に改名。以降、様々な形で改良、そしてファミリーを増やしながら、世界中で爆発的に普及。
ヘルベチカ (Helvetica) の語源は、ラテン語で"スイス"という意味があり(スイス連邦のラテン語正式名は Confoederatio Helvetica)、今でもスイスを連想させる書体として親しまれています。
誕生後約50年が経過するヘルベチカは、現代においても、文化・国家の壁を越え、多くのシーンで用いられています。日本においては1964 年の東京オリンピックではじめて制定書体となり、日常生活の身近なところでヘルベチカを目にする事ができます。また、コーポレート・タイプ(企業の制定書体)としても多用されています。
デジタル時代を迎えた現在も、No.1 の普及率を誇る書体であり、つまり、世界で最も愛されている書体、それがヘルベチカです。

※サンセリフ
セリフのない書体。セリフとは文字線の端につけられる線や飾りのことで、「うろこ」や「ひげ」とよばれるもの。サンは仏語で「〜のない」の意。